こんにちは。2年間砂糖断ちをしている二児の母、佐藤です。
砂糖断ちとは、白砂糖、黒砂糖、甜菜糖、人工甘味料を普段の生活で一切口にしない、断つ事です。
砂糖はごく身近にある調味料。ほとんどの方の家に砂糖があるのではないかと思います。そんな身近な調味料である砂糖は実は「体に悪い」!!
「食べ過ぎたら良くないかもね…でも、そうそう食べ過ぎないでしょ!」「砂糖は食べ物なんだから、体に悪いわけないじゃん!」「テレビでも雑誌でもそんな事言ってないから大丈夫だよ!」このように感じる方も多いかもしれません。
しかし、かなりの砂糖中毒から脱し、砂糖断ちを3年続けている私の意見は「砂糖はめちゃくちゃ体に悪いから今すぐやめた方がいい。」です。
砂糖を常食するという事は、健康や美容のためにしている良い行いを全て無に記す程の威力があります。逆に言えば、砂糖をやめることで心身ともに健康になり、全てが上手く動き出します!では、砂糖がどのように体に悪影響を与えるのかを解説していきます。
血糖値の急変動をおこす
砂糖の害の一つに血糖値の急変動があります。私達が食事をすると血液中に糖が多くなり血糖値が上昇します。砂糖は二糖類に分類され、果糖+ブドウ糖といったシンプルな構造になっており血糖値が急に上昇しやすいです。
そして、血糖値は急上昇した後に急下降します。血糖値は高過ぎてもいけませんが低過ぎても問題です。低血糖状態になると頭痛、吐き気、冷え、疲労感や倦怠感といった不快な症状が現れます。
そして低血糖の不快な症状から抜け出すため、また砂糖を食べてしまう。負のスパイラルを繰り返し、どんどん重度の低血糖状態になっていきます。
糖尿病のリスクが高まる
上がり過ぎた血糖値を正常な状態に戻してくれるインスリン。インスリンは血糖値を下げてくれる唯一のホルモンです。砂糖を常食し、血糖値が上がりインスリンが出ている状態が多くなると体が慣れてしまい、インスリンが効き難い状態になっていきます。
そしてついに糖を吸収できず、血管内に糖が多くなってしまう状態=糖尿病になってしまいます。
また、人間の体には下がり過ぎた血糖値を上げる機能も備わっています。主に副腎がその役割を果たしているのですが、副腎は心身のストレスにも抵抗する役割を担っています。血糖値のバランスを保つために副腎を酷使し、疲労させているとストレスに抵抗する事ができなくなり心身ともに疲れやすく、鬱に似た症状が現れるようになります
精神面に悪影響
実は血糖値と精神には深い関係があります。砂糖を常食すると一時的な低血糖状態になりやすくなります。低血糖状態の症状には「神経過敏、不安感、うつ、集中力の低下、無気力」といった精神症状があります。さらに低血糖状態から脱するために放出されるホルモンの一種であるアドレナリンは、攻撃的感情を司っています。
つまり、砂糖を常食していると日頃から憂鬱で無気力、そしてイライラしやすく怒りっぽいと言ったうつ病や神経症に似た精神状態にさらされることが多くなります。
アレルギー性疾患の発症や悪化の原因に
砂糖は腸内で腐敗物質を出すカンジタ菌などの悪玉菌の餌になり腸内環境を悪化させます。最近の研究では免疫細胞の約70%は小腸と大腸に集中していることがわかってきており、腸内環境が喘息や花粉症、アトピー性皮膚疾患の発症や悪化に深く関わっていると指摘されています。
砂糖がたっぷり使われたお菓子は甘くて美味しいですよね。
しかし、その美味しさを遥かに上回る害があります!実際に私は砂糖をやめてから心身共に絶好調です。「もしかして、あの体調不良は砂糖の食べ過ぎ…?」と心当たりのあった方はぜひ砂糖断ちにチャレンジしてみてください!
著書「砂糖断ち健康法」には私が砂糖をやめるために取り組んだ方法をまとめています!
Kindle会員の方は無料で読めます。