砂糖断ち日記

砂糖をやめてみました。

難しい!?砂糖断ちの落とし穴と成功方法

こんにちは。3年間砂糖ゼロ生活を送っている佐藤です。

私の生活は今では砂糖を食べないのが当たり前になりましたが、最初から砂糖断ちが上手くいったわけではありません。

砂糖を食べなくても平気になるまでに何回も失敗を繰り返してきました。

本日は何回も砂糖断ちに失敗してきた私が砂糖断ちの落とし穴と対策についてお伝えします。

 

①根性論に注意

 

砂糖断ちに「やればできる!」の根性論は通用しませんでした。

なぜなら砂糖は別名キッチンコカインと呼ばれるほど依存性が高いからです。

甘いものを食べるとホッとしたりリラックスした経験はありませんか?

砂糖を食べると脳からドーパミンセロトニンといった物質が出て良い気分になります。

すると脳はまた良い気分になりたくて、どんどん甘いものが増えていきます。

甘党=砂糖に依存している状態に近いです。

 

根性だけで砂糖をやめようとすると辛くて辛くて、たいてい最後に大爆発します。

(私は2日砂糖をやめて3日目に我慢できなくなりコンビニに走ってスイーツを3つ買って食べまくった経験があります……笑)

 

対策 【食事を整える】

 

まず、砂糖が食べたくなる原因を知りましょう。砂糖が食べたくなる理由は血糖値です。

砂糖には食べると血糖値急激に上がり、その後急激に下がるといった特徴があります。

急激に血糖値が下がる=脳にダメージ、体動かない。そのため血糖値が低いと脳が危険な状態だと判断し、血糖値を急いで上げるために砂糖が欲しくなる。このループを繰り返します。

なので、このループを断ち切るために血糖値の上がり方が穏やかなお米をしっかりと食べたり、料理の味付けや調味料から砂糖を排除していきます。

 

食事が整うと自然と砂糖が欲しくなくなってきます。

 

②隠れ砂糖に注意

 

スーパーの食品コーナーには「低糖質」「シュガーフリー」とかかれた食品が増えてますね。これなら食べても大丈夫かも!と喜んで買ったけど、なぜか満足できない。体型も体調も変わらない……そんな事ありませんか?

 

そんな時は食品のパッケージ裏の成分表を見てみてください。

低糖質と書かれているのに砂糖が入っていませんか?

シュガーフリーと書かれているのにチョコレート(チョコレートに入ってる砂糖は記載されていない)が入っていませんか?

 

ヘルシーなつもりでも血糖値は上昇してしまいます。

 

対策 【加工されていないものを選ぶ】

 

間食が欲しくなったらできるだけ加工されていない食品を選んでください。フルーツやお芋がおすすめです。

余裕があれば手作りがおすすめ。

加工食品に砂糖が入っているのは、賞味期限を伸ばすために仕方のないことでもあります。自分で作れば何を入れるかは自分で決められます。

私はよくクッキーやゼリー、チョコレートも作ります。

 

 

 

 

③完璧主義に注意

 

①の根性論にも通じるものがあるのですが、砂糖断ちは完璧主義では続きません。

完璧にしようとすると、人とお付き合いができなくなるからです。結婚式のご馳走、お葬式のお弁当、子供の誕生日ケーキ……全て砂糖が入っています。これらを一口も食べないでやり過ごす。やってみましたがあまりおすすめできません。人生のイベントのたびに心が疲れてしまいます。

 

対策 【砂糖断ちをやめない】

 

現代社会では砂糖が溢れています。砂糖が入っていない食べ物を探す方が難しいくらいです。外食ならなおのこと。そんな中、砂糖をやめようとしているのは凄い事です。完全にゼロにできなくても砂糖の量を減らすだけでかなり体調やメンタルは変わってきます。イベントの日に食べてしまったからといって白黒思考で砂糖断ちをやめてしまうのは勿体無いです。

私はイベントの日は割り切って友人や家族との時間を楽しむようにしています。

砂糖の依存性はとても高く、3年間砂糖と離れていても外食の後は甘いものが欲しくなります。対策として外食後はビタミンB1マグネシウム(糖代謝を助ける)果物やお芋などを用意しています。

 

 

砂糖断ちは本当におすすめです!

私は砂糖断ちをして肥満、頭痛•生理痛、咳喘息、耳鳴り、疲れやすい、イライラ•不安になりやすいといった悩みから解放されました。

 

砂糖断ちを始めたきっかけ、砂糖のやめ方を本にまとめています。

砂糖断ちを始めてみたい方におすすめです!

 

朝からケーキの生活→3年間砂糖断ち!

砂糖断ちの成功法&体験談はこちら▼

 

 

 

砂糖と愛情の関係

 こんにちは。3年間砂糖断ちしている佐藤です。バレンタインにホワイトデー、お誕生日に卒業式、入学式。

 

冬〜春はいろんなイベントが目白押しですね。そんなイベント事では決まってお砂糖がたっぷり使われたお菓子がお祝いで贈られます。辛いものや酸っぱいものじゃなくて甘いもの。何故なんでしょうか?砂糖の歴史と甘いものと愛情との関係についで考えてみました。

 

砂糖の歴史

甘いものは古代の人々にとって貴重な食品でした。古代エジプトや中国では、蜂蜜や果物の糖分を使用して甘い飲み物や菓子を作っていたそうです。その後、インドでサトウキビが栽培されるようになり、サトウキビからの砂糖製造が広まりました。

 

砂糖は当初、富裕層や王族の贅沢な食品でしたが、中世になるとヨーロッパでも広く普及しました。特に16世紀から17世紀にかけて大航海時代により砂糖の需要が急増し、アフリカや南アジアから奴隷労働が搾取される悲惨な状況の下で砂糖産業は拡大しました。

 

 

砂糖と愛情の関係

現代では砂糖は貴重品ではなくなりました。スーパーに行けば砂糖が入っていない食品を探すことのほうが困難になるほど溢れています。

そんな現代でも大切な人には甘いものを贈るし、お祝い事には甘いものをプレゼントする習慣があります。

 

それは愛情の記憶と関係があるのではないかと思います。

 

砂糖は愛情や慰めを象徴する食品としても扱われてきました。

子供の頃におばあちゃんが焼いてくれたお菓子や、母親が作ってくれるケーキは、愛情や思い出と深く結びついています。そのため、甘いもの=愛情の象徴として広く受け入れられているのではないでしょうか。

 

脳科学的にも砂糖を食べるとセロトニンという幸福感を感じるホルモンが出るため、甘いものを食べる=幸せと感情が結びつきやすいのだと思います。

心や脳が甘いものを欲するのには理由があったんですね。

一度出来上がってしまった記憶や脳の回路は変えることは困難ですが、習慣は変えることができます。

甘いものが欲しい時は砂糖がたっぷりのお菓子を食べる代わりに自然な甘みのあるお芋やフルーツを食べたり、砂糖不使用のお菓子を代用したり砂糖と上手に付き合っていきましょう!

 

朝からケーキの生活▶︎3年間砂糖断ち!

砂糖断ちの体験談&成功方法はこちらから▼

 

 

 

 

【砂糖不使用】スイーツレシピ【クッキーやデーツボール】

 

3年間砂糖断ちをしている佐藤です。

私は砂糖断ちを始めてから、よくお菓子を手作りするようになりました。砂糖は別名「キッチンコカイン」と呼ばれるほど依存性が高いです。3年以上砂糖断ちをしていても、お付き合いで外食した後は不意にお菓子が食べたくなる時があります。

そんな時はさっと作れるスイーツレシピがあると安心です。

 

1.砂糖不使用バナナオートミールクッキー:

•材料: バナナ1本、オートミール120g、シナモン、バニラエッセンス(あれば)

•手順: バナナを潰し、オートミール、シナモン、バニラエッセンスと混ぜ合わせ、クッキーシートにスプーンで小さな塊を置き、180°Cで約15分焼く。焼きたては柔らかいですが冷めると固くなります。

 

 

2.砂糖不使用クルミとデーツのエナジーボール:

•材料: クルミ、デーツ(同量)、ココアパウダー、ココナッツフレーク(あれば)

•手順: 材料をフードプロセッサーで混ぜ、小さなボールに丸め、冷蔵庫で冷やしてから食べます。チョコレートボールみたいで少しの量で満足できます。

 

 

3.砂糖不使用チョコレートアボカドプディング:

•材料: アボカド1玉、ココアパウダー、メープルシロップ、バニラエッセンス

手順: 材料をフードプロセッサーで滑らかに混ぜ、冷蔵庫で冷やしてから食べます。

 

4. 砂糖不使用フルーツゼリー:

•材料: 100%果汁、ゼラチン、

•手順: おゆでといたゼラチンを果汁に溶かし冷蔵庫で冷やして固めます。ゼラチンの種類にもよりますが2リットルのジュースに4から5gのゼラチンでよく固まります。甘さが控えめなのでラカントなどを加えても◯

 

 

手作りのスイーツはお砂糖食べるよりずっと心満たされます。

 

砂糖断ちをする前はお菓子を手作りするなん手間がかかるし面倒くさいと思っていました。でも、ゆっくりと自分のために材料を刻んだり混ぜていると不思議と心が安らぎます。砂糖断ちを始めてからはおやつタイムがただ欲するままに糖分を摂取するためじゃなく、自分を大切に扱う時間に変わりました。

 

砂糖なしのスイーツはビタミンや栄養素が砂糖で破壊されていないので栄養満点。甘さは控えめだけど意外と少量で満足できます。

お菓子が食べたくなったら砂糖不使用スイーツを食べてみてください。

 

 

砂糖不使用のキャラメル、チョコレートなどのスイーツレシピはこちら

 

 

やっぱり砂糖断ちの効果は凄い!

皆さんこんにちは!3年間砂糖断ちしている佐藤です。私は元々ヘルシーな生活をしていたわけではなく、どちらかというとジャンキーな方だったと思います。

朝からケーキやドーナツを食べ、間食にはチョコレートや飴玉を欠かさない。毎日の楽しみは仕事終わりのコンビニスイーツ、と振り返ってみると砂糖、砂糖まみれの生活でした。

私も砂糖断ちを始めた頃はできる気が全くしませんでした。しかし3年経った今では砂糖がない生活がすっかり当たり前になっています。

なんだかんだこんなに砂糖断ちが続けられているのは、やはり砂糖断ちの効果が絶大だからだと思います。

 

砂糖断ちをして私に起きた変化↓

 

①-15キロ痩せた

妊娠出産で10キロ近く太ってしまい、糖質制限や運動など色々試してみましたが何をしても全く痩せませんでした。砂糖断ちを始めてから半年でスルッと15キロ減。3年間リバウンドしていません。大さじ一杯の砂糖は約39キロカロリーあります。砂糖だけで高カロリーなので、砂糖断ちする前は知らないうちに余分なカロリーを接種していたのだと思います。

 

②頭痛、生理痛がなくなった

毎日のように重たい偏頭痛。生理痛も酷くて1ヶ月で鎮痛剤を1箱使用するほど。砂糖断ちをしてからは偏頭痛、生理痛がなくなり鎮痛剤は必要なくなりました。「痛み」が無いってすごく快適です。振り返ってみると、常に砂糖を食べていた私は血糖値が乱れていたと思います。低血糖状態は頭痛の原因になりますし、砂糖は体を冷やすため生理痛を重たくする原因になります。

 

③間食がなくても平気になった

以前の私はどこへでもチョコレートや飴を持ち歩き、常に何か食べていました。

砂糖断ち後は血糖値が安定したので全く間食がなくても平気!常に食べている方が気持ち悪く感じるほどになりました。

 

④疲れにくくなった

砂糖断ち前は常にヘトヘト。仕事が終わったら疲れ切っていて何もできませんでした。

砂糖断ちをしてからは寝起きが良くなり、スッキリと起きられるようになりました。前より起きる時間も早くなりましたが全く疲れません!

実は砂糖はビタミンを消費し、糖代謝を低下させる=疲れやすくなってしまいます。今では家に帰って休む事なくそのまま食事を作り、子供と遊ぶ体力が残っています。

 

⑤イライラ、クヨクヨしなくなった

私はイライラ、クヨクヨしやすく、昔から色々な事を引きずるタイプでした。これは性格だから治らない、そう思っていました。

実は砂糖はストレスに抵抗する臓器である副腎を弱らせてしまいます。砂糖断ちをして副腎へのストレスが減り、無性にイライラする事がなくなりました。家族や友人にも優しくなった、運転中穏やかになったと言われる程です。

⑥咳喘息が良くなった

子供の頃から小児喘息持ちで、大人になって産後から咳喘息になってしまいました。一生薬を飲まないといけないと言われましが、砂糖断ちをしてから発作が全く出なくなりました。砂糖はアレルギー反応を悪化させ、咳喘息やアトピーの原因になります。

あの時、砂糖断ちをせずに一生薬を飲んでいたらどうなっていたのか…想像すると恐ろしいです。

 

⑦便秘解消

3日出ないのが当たり前で常にお腹が張っていましたが、今では自然に毎日お通じがあります。老廃物がたまらなくなったので顎やおでこに吹き出物が出なくなりました。

 

改めて振り返るとこんなに良いことがあったのに、やったことは「砂糖を食べないようにした」だけ!

とってもシンプルです。

なのでダイエット用品やサプリ、栄養食品と違いお金もかかっていません!

むしろ外食や間食が減ってお金が減らなくなりました。メリットしかない砂糖断ち。あなたも是非試してみてください。

 

朝からケーキを食べる生活→3年間砂糖断ち!

砂糖断ちの成功法&体験談はこちら

 

 

砂糖との付き合い方

あけましておめでとうございます。皆さんはお正月はどのように過ごされましたか?

私は年末にX(旧Twitter)でフォロワーさんから「砂糖断ちをしていると砂糖を食べる事が怖くなった」とお話を伺いました。

そのお話を聞いて、私も砂糖断ちを始めた時に砂糖が入っている食品が多すぎで怖くなった時期があった事を思い出しました。砂糖との付き合い方はなかなか難しいですよね。

砂糖断ちを始めてから4回目になるお正月。私は普段は調味料などからも砂糖を摂らないよう気をつけていますが、お正月などのハレの日や友人との外食時などには気にしないで場を楽しむようにしています。徹底的に砂糖断ちする人、ゆるーく砂糖断ちする人色んな人がいますが、私が今のスタイルに落ちついた理由は「続けられるから」です。

 

砂糖が怖くなった

私も砂糖断ちを始めた頃は完璧にやろうとして、砂糖を食べる事=怖い、とまで感じていた時期がありました。この頃は生活するのが大変でした。例えば、スーパーに行っても欲しいものには全て砂糖が入っていて買えない。「なんで全部砂糖が入ってるの!」とよく腹を立てていました。

法事の時のお弁当や友達との外食も気持ちよく付き合いたい反面、砂糖を食べたくない気持ちで素直に楽しめなくなっていました。

 

現代社会は砂糖の洪水です。

ある時「ずっとこのままでは体は健康かもしれないが、心が不健康だ」と思いました。それからは完璧主義はやめて、大切な人と外で食べる時だけ、と決めて楽しむことにしています。例えばレストランではデザートは遠慮しますが料理に使われている砂糖は気にしないことにする、旅先で名物のお菓子があったらシェアして一口だけ味見する、などです。

 

砂糖断ち中に砂糖を食べるとどうなる?

正直、砂糖が入っているものを食べた後は小腹が空いたり、普段より食欲が増す感覚があります。脳は砂糖を食べた時の快楽を覚えているのでしょう。一度砂糖を食べた後はスイーツを見ると「…食べたいかも」という気持がむくむくと湧いてきて砂糖の依存性の強さを感じます。

 

でも、心配していた昔のような砂糖に溺れていた生活に戻る事はありませんでした。

お付き合いの後には糖代謝を助けるビタミンB1を摂取したり、血糖値の上下に備えて砂糖なしのおやつを用意し、続けて食べる事を防いでいます。

今ではご馳走が2、3日も続くと体がだるくて受け付けなくなっています。

 

 

砂糖断ちはライフスタイルです。皆さんも自分が続けられる砂糖とのいい距離感を見つけてみて下さい♩

 

毎朝ケーキを食べる砂糖依存症→3年間砂糖断ち!

砂糖断ちの体験談&成功方法はこちら▼